家庭で使う電化製品の中で消費電力（定格消費電力：W㍗）の大きなものと言えば・・
消費電力が大きな電化製品
ドライヤー 1200W
ケトル 800W～1400W
ホットプレート 1300W
オーブントースター 1200W
※各電化製品の消費電力については目安です。
ですが、一般的な容量（小型）のポータブル電源ではこれらの電化製品を使用する事は出来ません。
注意が必要
これらの家電を使用する場合はポータブル電源の「AC出力1500W程度」が必要！
では逆に、容量の大きなポータブル電源（大容量）の場合は、どの程度の実力なのか？について、この記事では解説をします。
記事のポイント
大容量ポータブル電源の実力を検証
消費電力の大きな電化製品を２台同時に使用できるか？
SUNGA｜LK3000で検証
定格出力3000W・瞬間最大6000Wのハイパワーポータブル電源の場合は、どの程度の家電が使用できるのか？についてこの記事ではその実力を検証しますので、定格出力3000Wクラスのポータブル電源の購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
SUNGA：LK3000
今回使用するポータブル電源はSUNGA：LK3000（LKシリーズのExpertモデル）になりまが、先ずは簡単に大容量ポータブル電源SUNGA:LK3000のスペックをご紹介しておきます。
LK3000｜仕様
型番 LK3000
容量 2112Wh
電池種別 リン酸鉄リチウムイオン
サイクル回数 4000回
使用温度範囲 -10℃ ～ 60℃
定格出力 3000W
最大出力 6000W
周波数 60Hz
出力波形 正弦波
価格（定価） 285,000円（税込み）
SUNGA：LK3000を使った検証
SUNGA:LK3000の定格出力：3000Wのハイパワーを検証するために使用した家電は次の２つです。
✽T-fal（ケトル）：定格消費電力：1450W
✽オーブントースター：定格消費電力：1200W
※オーブントースターは同等品を使用
LK3000の定格出力3000Wに対しこの２つの家電の合計消費電力は2650Wでしたが、使用に関しては全く問題がありませんでした。
また、定格消費電力：1450Wのケトルを単独で使用した場合の消費電力を確認すると、実際は1200W前後の消費電力でお湯を沸かす事が出来るのも目視で確認するが出来ました。
目視で消費電力を確認した際の最大値は2510Wでしたが、終始、保護回路が働く事もなく安定した状態で使用する事ができました。
定格出力＞定格消費電力の関係
今回はLK3000の定格出力3000Wに対して、各電化製品の定格消費電力（合計）は2650Wでした。
計算上は定格出力の方が上回っているため使用に関しては問題が無いのですが、定格出力（3000W）に近い定格消費電力の家電を使用する場合は、稼働しない場合もあるので注意が必要です。
注意が必要
定格出力1000Wのポータブル電源で、定格消費電力950Wの電気ポットを使用する場合など
このような場合、計算上は使用できるのですが「実際には使用できない場合もある」ので、使用する家電の定格消費電力を調べた上でポータブル電源メーカーに確認することがおすすめです。
まとめ
この記事では、【ポータブル電源】定格出力3000W・瞬間最大6000W｜ハイパワーの実力を検証について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。
記事のまとめ
ポータブル電源の定格出力3000Wの場合、電化製品の消費電力（定格消費電力の合計）が2650Wであれあば問題なく使用できる
電機ケトルに記載のある定格消費電力は1450Ｗ ⇨ 実際は1200Ｗ程度の消費電力で使用する事が出来た
ポータブル電源の定格出力＞定格消費電力の関係は重要
ポータブル電源の定格出力と電化製品の定格消費電力の値が近い場合は要注意
最後までご覧頂きありがとうございました。
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