【医療用蓄電池】ディープフリーザー動作確認済み|おすすめ厳選機種3選

2022年4月15日

新型コロナウイルス感染症が世界保健機関に報告された2019年12月31日から3年が過ぎました。

その結果、医療現場では新型コロナウイルスワクチンを適切に管理・保管するためのディープフリーザー(超低温冷凍庫)の需要が今も増え続けています。

また、2022年以降、非常に多くの地震が発生していることもありディープフリーザーの需要と併せて「停電対策としての医療用蓄電池」を導入する医療機関も増えているのです。

2022年1月1日~2022年3月28日までの地震発生回数「568回」

  • 震度6強 1回 (3月16日:福島県沖 M7.4)
  • 震度5強 5回 (1月4日:父島近海 M6.1)
  • 震度5弱 1回 (3月16日:福島県沖 M6.1)
  • 震度4  6回

そこでこの記事では【医療用蓄電池】ディープフリーザー動作確認済み|おすすめ厳選機種3選について、実際に動作確認に用いたワクチン保管用冷蔵庫と合わせてご紹介をします。

記事のポイント

 ディープフリーザー動作確認済の医療用蓄電池を3機種ご紹介

 動作確認をしたディープフリーザのメーカー・品番が分かる

 この記事から医療用蓄電池3機種を購入・お問合せが出来る

医療用蓄電池をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

医療機器の停電対策:UPSだけでは不十分

医療用蓄電池が無くてもUPS(無停電電源装置)があれば充分だと考えている方も多いのですが、実際はそうではありません。

UPSは蓄電できる電力が非常に少ないため医療機器の停電対策には向いておらず、その多くは10分程度でその役目を終えてしまうのですが、それ以上の停電が続いた場合は医療用蓄電池が必要となります。

ところが、医療用蓄電池も「蓄電容量は多い」ものの、停電時の切替に数秒を要することもあり、こちらも万全とは言えないことからUPSと医療用蓄電池は併用する事が理想だとされています。

ここがポイント

医療現場での停電対策には「医療用蓄電池とUPS]が必要不可欠

これらを踏まえて、ここからはディープフリーザー向け医療用蓄電池をご紹介します。

医療用蓄電池|動作確認済み厳選機種3選

ディープフリーザー向け医療用蓄電池については各社動作確認済となりますが、その中から厳選機種3選の特徴をそれぞれ解説します。

LB0043PE4:CONNEXX SYSTEMS株式会社製

最初にご紹介する「LB0043PE4」は、蓄電池専門の開発事業を行うCONNEXX SYSTEMS株式会社が開発したものです。

※LB0043PE4本体

✽LB0043PE4の動作確認済ディープフリーザー

メーカー機種:品番
PHCホールディングス・MDF-C8V1
・MPR-215F-PJ
日本フリーザー・CVF-78HC
・CVF—1376HC
カノウ冷機・LAB8s/LAB8sc
EBAC・UD-80W74NF
・ECVD-24W70
ツインバード工業・SC-DF25WL DEEP FREEZER25L
※CONNEXX SYSTEMS株式会社が実証実験を行ったディープフリーザー

LB0043PE4の特徴

 上記ディープフリーザーの動作確認済み

 独自技術で安心・高性能な医療用蓄電池

 蓄電容量4.0kWh

 大型キャスター付きで移動が簡単

ここがポイント

宮城県蔵王町ではコロナワクチン用ディープフリーザーの非常用電源としてB0043PE4が導入されました。

CUBOX:株式会社ナユタ製

次にご紹介する「CUBOX(キューボックス)」は、医療機器用電源や音響機器電源などの開発を手掛ける株式会社ナユタが開発したものです。

Portable-Power-Supply
※CUBOX本体:IPAC-C-1500-U-LiT6-K

✽CUBOXの動作確認済ディープフリーザー

メーカー機種:品番
PHCホールディングス・MDF-C8V1
日本フリーザー・CVF-78HC
カノウ冷機・LAB8s/LAB8sc
EBAC・UD-80W74NF
※株式会社ナユタが実証実験を行ったディープフリーザー

CUBOXの特徴

 上記ディープフリーザーの動作確認済み

 蓄電池を構成する部品全てが日本製

 キャスター付きで移動が簡単

 蓄電池容量が2種類から選べる

ここがポイント

医療用蓄電池に於いて海外製の部品が悪いわけではありませんが、全てが日本製というところがCUBOX最大の特徴です。

YSBシリーズ:株式会社YAMABISH製

最後にご紹介する「YSBシリーズ」は、様々な電源機器の開発・製造・販売を行う株式会社YAMABISHI製の医療用蓄電池です。

Portable-Power-Supply
※YSBシリーズ本体:YSB-5KC

✽YSBシリーズの動作確認済ディープフリーザー

メーカー機種:品番
PHCホールディングス・MDF-C8V1
日本フリーザー・CVF-78HC
カノウ冷機・LAB8s/LAB8sc
EBAC・UD-80W74NF
※株式会社YAMABISHが実証実験を行ったディープフリーザー

YSBシリーズの特徴

 ディープフリーザー4機種(上記)に対応

 蓄電池容量が8.2kWhの大容量で増設にも対応

 長時間UPS機能を搭載

 移動が簡単な「キャスタータイプ」と場所を取らない「スリムタイプ」がある

UPSと医療用蓄電池は併用する事が理想だと解説をしましたが、YSBシリーズに関しては長時間UPS機能を搭載していることが最大の特徴です。

ここがポイント

通常のUPSは10分程度で役目を終えますが、YSBシリーズに搭載されるUPSは定格負荷で1時間・軽負荷なら24時間以上のバックアップが可能となります。

医療用蓄電池|3機種を比較

ここではご紹介した医療用蓄電池3機種について基本的なスペックを比較してみます。

項 目\機 種LB0043PE4CUBOXCUBOXYSBシリーズ
キャスタータイプ
YSBシリーズ
スリムタイプ
形 式BB004PE4IPAC-C-1500-
U-LiT4-K
IPAC-C-1500-
U-LiT6-K
YSB-5KCYSB-5K
蓄電池容量4.0kWh2.2kWh3.3kWh8.2kWh8.2kWh
サイズW:400mm
D:650mm
H:595mm
W:260mm
D:724.4mm
H:512mm
W:600mm
D:724.4mm
H:512mm
W:750mm
D:600mm
H:1000mm
W:1150mmm
D:290mm
H:1270mm
質 量約140kg53kg68kg435kg435kg
出 力1.5kW1.5kVA1.5kVA5kVA5kVA
保 証無償10年無償1年無償1年(期待寿命10年)(期待寿命10年)
希望小売価格(税別)1,500,000円オープン価格オープン価格1,900,000円1,830,000円
※2022年4月時点

まとめ

この記事ではディープフリーザー向け医療用蓄電池|動作確認済み厳選機種3選について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。

記事のまとめ

 医療機器の停電対策は「UPS(無停電電源装置)と蓄電池」の両方が必要

 ディープフリーザ対応おすすめ機種①:LB0043PE4(CONNEXX SYSTEMS)

 ディープフリーザ対応おすすめ機種②:CUBOX(株式会社ナユタ)

 ディープフリーザ対応おすすめ機種③:YSBシリーズ(YAMABISH)

医療現場に於いて「医療用蓄電池の導入」はスタンダードになりつつあるのですが、用途に応じた機種を選ばないと停電時に稼働しない可能性も考えられます。

そのため、医療用蓄電池を導入される場合に於いては、必ずメーカーや専門店に確認するようにしてください。

また、私共では今回ご紹介した機種以外の取扱いもありますので、ご購入を検討される医療関係者の方はお気軽にご相談ください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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