防災対策・停電対策用のポータブル電源をお持ちの方や購入を検討している人の中には、次のような使い方を考えることが多い事をご存知でしょうか。
ここでのポイント
いざという時のために保管中はコンセントに繋いだままにしたい
電池残量は常に100%じゃないと不安
これは誰もが一度は考える使用方法かも知れませんが、ポータブル電源本来の使い方からすればこのような使い方はとても危険です。
このような使い方をすると、ポータブル電源の寿命を縮めるだけでなく発火のリスクまであるのです。
※「寿命」と「発火」に関する記事はこちら⇩⇩⇩
とは言え「常にコンセントに差したまま保管したい」「いざという時の為に100%の状態をキープしておきたい」と考える人が多い事もあり、この記事ではそんな方におすすめ【ポータブル電源】パソコンの停電対策に必須の機能|パススルーを搭載した「実績のあるポタ電」について解説をします。
記事のポイント
パススルー機能を簡単に解説
次世代のパススルー機能を搭載したポータブル電源「ASAGAO|アサガオ」の解説
「ASAGAO|アサガオ」のおすすめ使用方法
パススルー機能はパソコンなどの大切なデーターを「停電から守る」事が目的ですが、パススルー機能を使う事によってあらゆる電化製品の停電対策にも有効です。
停電対策用のポータブル電源をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
パススルー機能とは
通常、ポータブル電源をコンセントにつないだ状態で使用することは、バッテリーの寿命を縮めるためNGとされていますが、パススルー機能がついたポータブル電源では下図のような状態で使用することが出来ます。
ところが、パススルー機能がついたポータブル電源の場合でも、メーカー側は「多用することは控えて欲しい」と考えています。
理由は、通常のパススルー機能の場合だと「常にバッテリーに電気が供給」されるため、上図のような使用を続ける事で発熱が起こる危険性があるからです。
そのため、充電をしながら家電を使用することは「問題は無い」とされていますが、家電を使用しない場合は「ポータブル電源をコンセントから外す」事が推奨されています。
ここがポイント
パススルー機能が搭載されているポータブル電源でも、コンセントに繋いだままの保管は「推奨していない」場合もあります。
次世代パススルー機能搭載の「ASAGAO:AS2K-JP」
通常のパススルー機能を解説したところで、ここからは次世代のパススルー機能を搭載したポータブル電源:ASAGAO:AS2K-JPについて解説をします。
スペック
メーカー ASAGAO(AS2K-JP)
発売時期 2021年12月
電池セル リン酸鉄リチウムイオン
蓄電容量 2,028Wh
充電時間 フル充電(0% ➡ 100%)まで2時間弱
UPS 10ms(0.01秒)
聞き慣れないメーカーのポータブル電源かも知れませんが、「ASAGAO(アサガオ))」は大容量ポータブル電源の中では実績も多く、かなりのハイスペックを誇ります。
ASAGAOの次世代パススルー機能とは?
ここからはASAGAO:AS2K-JPの次世代パススルー機能について解説をします。
ASAGAO:AS2K-JPは充電を開始した後、電池残量が100%になる下図:赤破線のようにバッテリーを通さない回路へとポータブル電源内部で自動に切り替ります。
その結果、ASAGAO:AS2K-JPはコンセント(給電状態)に繋いだままでも、電池残量が100%であれば別回路に自動で電気が流れるため、発熱することもバッテリーの寿命を縮める事も無いのです。
また、パススルー機能が無いポータブル電源の場合は、常にコンセントからの電気をポータブル電源内部のバッテリーに送り続けますので、「発熱・発火のリスク」を伴います。
ASAGAO:AS2K-JPのおすすめ使用方法
ここでは次世代パススルー機能を搭載したASAGAOのおすすめ使用方法をご紹介します。
常にコンセントに繋いだまま(給電状態)でも問題がないことから、下図のように「停電になると困る家電との間にASAGAO:AS2K-JPを接続」します。
停電になると困る家電は?
飲食店やご家庭の冷蔵庫
IT機器全般
熱帯魚などの水槽
温度管理が必要な動物等のヒーター
このような電化製品との間に「ASAGAO」を接続する事で、外出時に停電が発生しても慌てる必要が無いのです。
まとめ
この記事では【ポータブル電源】パソコンの停電対策に必須の機能|パススルーを搭載した「実績のあるポタ電」について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。
記事のまとめ
ASAGAOのパススルー機能はポータブル電源をコンセントに繋いだまま使用・保管する事ができる
ASAGAOのパススルー機能はパソコン以外の電化製品にもおすすめ
パススルー機能が搭載されていないポータブル電源の場合は「コンセントに繋いだままの保管」はNGです
防災対策・停電対策用のポータブル電源をこれから検討される方は、ぜひASAGAO:AS2K-Jも検討されてみては如何でしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。