ポータブル電源を選ぶ際、「日本製と海外製」「国内メーカーと海外メーカー」のどちらが良いのか、といった話題をよく目にします。
これらの比較は一見重要そうに見えますが、ポータブル電源市場をよく知る専門店から見ると、この議論そのものにあまり意味はありません。
なぜなら、現在国内で販売されている多くのポータブル電源は、部品や組み立て工程の多くが海外(特に中国)で行われており、純粋な「日本製」はごく限られているからです。
本記事では、日本製・海外製、国内メーカー・海外メーカーの概念を整理した上で、本当に注目すべきポイント——「カスタマーサポート」や「安全性」「品質」「PSEマークへの理解」——について、ポータブル電源専門店の視点からわかりやすく解説します。
記事のポイント
日本製・海外製で選ぶ意味は薄い
実際は中国製バッテリーが主流
カスタマーサポートの品質が決め手
日本製か海外製かで迷っている方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
「日本製」ポータブル電源はほとんど存在しない
一般的な消費者向けポータブル電源で、完全な日本製にこだわった商品は非常に少数です。ほとんどの製品は海外(特に中国)製造のバッテリーやパーツを使っています。
国内で流通している多くのブランドも、実は海外工場での生産が主流。仮に純粋な日本製があったとしても価格が高く、主に業務用や特殊用途へ向けた製品が大半です。
もし日本製に強くこだわるなら、ニチコンやエリーパワーなど、一部の国産ブランドを検討することは可能ですが、コストや入手性に難点が残ります。
※ニチコン・エリーパワーに関する詳細はこちら
海外製(中国製)バッテリー技術は世界トップクラス
中国は現在、世界有数のバッテリー生産国であり、スマートフォンやEV車載バッテリーなど、グローバルに利用される先端技術を提供しています。
EcoFlow(エコフロー)やJackery(ジャクリ)といった有名ブランドも中国製バッテリーを活用。品質や信頼性で定評があります。
こうしたメーカーは「海外製=不安」というイメージを覆す実績を積んできており、世界中で多くのユーザーに使われています。
※世界大手バッテリーメーカーCATLに関する記事はこちら
国内メーカーと海外メーカーの比較は有効か?
国内メーカーか海外メーカーかで選ぶことは、必ずしも製品品質を保証しません。実際、海外製品でも日本法人や日本居住者による適切なPSE届出が義務付けられており、法的基準をクリアしています。
充電器(アダプター)にはPSEマークが必要ですが、これは海外メーカーであっても日本で販売する以上、遵守しなければならないルール。つまり国内にしろ海外にしろ、一定の安全基準は満たしているのです。
※PSE法に関する詳細はこちら
海外ブランドでも日本法人を設立し、国内で顧客サポートを提供しているところは多々あります。そのため、「国内メーカー=安心」「海外メーカー=不安」というステレオタイプは当てはまりません。
カスタマーサポートが「良い製品」選びのカギ
ポータブル電源は長期使用が前提です。5~10年使うことも珍しくなく、その間に不具合や使い方の疑問が生じる可能性があります。
このとき重要なのが「カスタマーサポート」の対応力。信頼性の高いメーカー・販売店は、丁寧なサポートや迅速なトラブルシューティングでユーザーの不安を解消してくれます。
レビューを調べると「サポート対応が悪い」という声も目にしますが、逆にサポートが手厚いブランドは顧客満足度が高く、長期的な安心感が得られます。
※カスタマーサポートに関する詳細はこちら
「日本製・海外製」よりも、「万が一の際に頼れるサポートがあるか」を基準に選ぶことで、結果的に「本当に信頼できるポータブル電源」を手に入れることができます。
まとめ
この記事では、日本製と海外製、国内メーカーと海外メーカーの違いに対する疑問点と、実際に注目すべきポイントを解説しました。要点は以下の通りです。
記事のまとめ
日本製ポータブル電源は極めて稀
海外(特に中国)バッテリー技術は非常に優秀
海外メーカーでもPSE法クリアや日本法人設立で安全性担保
決め手は「カスタマーサポート」の質
「日本製か海外製か」にこだわるより、アフターサービスや製品仕様、信頼性など総合的な観点からあなたに最適なポータブル電源をお選びください。最後までご覧いただきありがとうございました。
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