ポータブル電源の購入を検討されている方や既にお持ちの方であれば、停電時に使用することも当然考えているはずです。
この記事では阪神淡路大震災を経験した筆者の経験と、台風の被害による大規模停電を経験された方にお聞きした「停電時に使いたいおすすめ家電」から上位3選をご紹介します。
記事のポイント
防災対策・停電対策に必要な家電を知りたい
防災対策を考えている
停電時に使いたい家電の上位を知りたい
防災対策・停電対策に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
停電時に使いたい家電 3位:照明
2018年9月に近畿地方を襲った台風21号により関西電力エリアで218万件の停電が起こりました。
この停電は阪神淡路大震災に次ぐ大規模な停電であった為、数日間に渡り電気が供給されない状況が続きました。
この大規模停電を経験をされた方の多くが「照明」と回答。
日の入りが遅い9月だったとは言え、夜間に照明が使えない不安は計り知れないものがあったようです。
具体的には・・
ここでのポイント
夕方頃から家の中が薄暗くなる
スマホの照明だと充電が直ぐになくなるから使えない
夜間は真っ暗で身動きが取れない「暖房」に興味がある
などのお声がありました。
停電時に使いたい家電 2位:冷蔵庫
生鮮食品を扱うお店や飲食店の方の場合「冷蔵庫」が1位ですが、一般の方も含めると2位という結果になりました。
2018年9月に近畿地方を襲った台風21号の場合、季節が9月ということもあり冷蔵庫が使えない事で多くの食品を廃棄せざるを得ない状況だったようです。
ここでのポイント
生鮮食品は1日でダメになった
冷凍食品は解けるのも早く、電子レンジが使えない状況では調理する事も出来なかった
傷みやすい「生魚」は数時間でダメになるものが多かったのでネコのエサに
生魚や生卵などの生鮮食品の場合、真夏の外気温では直ぐに傷んでしまうので冷蔵庫が使えない状況は悲惨だったようです。
筆者が経験をした阪神淡路大震災は1月だったこともあり食品が腐るなどの心配はそれほど酷くなかった記憶がありますが、夏場の停電は食糧事情に甚大な被害をもたらすことが分ります。
※業務用冷蔵庫でも使える大容量移動型蓄電池に関する記事はこちら⇩⇩⇩
停電時に使いたい家電 1位:スマホ(携帯)の充電
停電時使いたい家電で圧倒的に多かったのがスマホの充電でした。
家族や友人との連絡を取る事はもちろんですが、スマホの充電が切れる事で情報収集が出来なくなるのが不安だと答える方が最多となりました。
ここでのポイント
スマホの充電を最優先で考えた
懐中電灯の代わりにもなったが充電の減りが早かった
また、大規模な停電が起こる度モバイルバッテリーの販売台数が急激に増える傾向なのですが、停電はいつ起こるか分かりませんので出来れば一家に一台は置いておきたいですね。
番外編
大規模な停電が起こる度モバイルバッテリーの販売台数が急激に増える傾向だとご紹介しましたが、実はそれ以上にモバイルバッテリーを爆発的に普及させた出来事をご存知でしょうか?
それは2016年:「ポケモンGO」のリリースです。
大規模停電や災害が起こった後、モバイルバッテリーが一時的に売り上げを伸ばすことは先にも紹介しましたが、ポケモンGOのリリース後の売上はそれまでの「停電や災害後の売上」をはるかに超えるものでした。
まとめ
停電時に使いたい家電3選について解説をしましたが、他にもケトル(電気ポット)や血圧計(医療機器)などのご意見もありました。
停電時に家電が使えない事で生活に支障をきたす事は想像以上かも知れませんが、出来る事であれば事前に準備はしておきたいものです。
記事のまとめ
停電時に使いたい家電1位:モバイルバッテリー
停電時に使いたい家電2位:冷蔵庫
停電時に使いたい家電3位:LED照明
しかし、防災用のグッズ(非常食やモバイルバッテリーなど)を購入するのは「有事(ゆうじ)の後」であるとモバイルバッテリーの販売台数からも推測できるのですが、ポケモンGOのように娯楽や趣味の中で必要な状況が生まれれば、それがいざという時にも役立つのではないでしょうか。
便利な暮らしを手に入れる一方、電気に依存する生活へと進化しているのも事実です。
災害用ではなく、日常で必要なものとしてポータブル電源が普及すれば、大規模停電が起きても少しは安心できるかも知れませんね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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