【ポータブル電源】停電になった時の食事を想定|実際にポタ電でやってみたVol.1

2022年5月6日

防災(災害)対策用にポータブル電源を常備される個人や企業が増えていますが、実際に停電が起こった際にポータブル電源で使いたい「電化製品のBEST3」は・・

BEST3は?

  • 1位:スマホの充電
  • 2位:冷蔵庫 
  • 3位:照明器具

 

となりますが、2位の冷蔵庫については用途も多岐に渡り、個人宅で使用する冷蔵庫・生鮮食品を扱う店舗用の冷蔵庫・医療現場で扱う冷蔵庫などがあげられます。

※停電時に使いた家電「BEST3」に関する記事はこちら⇩⇩⇩

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また、自宅や店舗(業務用冷蔵庫)などで使う冷蔵庫に於いては食材を腐らせない事が主な目的ですが、この記事では「実際の停電時の食事を想定」したレシピについて解説をします。

※今回は冷蔵庫を必要とする食材は使用しません。

記事のポイント

 ケトルとオーブントースターで作る天ぷらうどん

 使用したポータブル電源

停電時の「食事」についても、防災対策と併せて考えておくことが重要です。

ポータブル電源で作る「天ぷらうどん」にご興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください(使用したポータブル電源はこちら⇩⇩⇩)。

リアル停電時は「それどころでは無い」

Web上では「こだわった災害時レシピ」なるものが見受けられますが、リアル停電時の食事を想定した場合「それどころでは無い」と思う方もいます。

停電の最中、たった一つ明かりの元に集まった家族を想像してみてください。きっと普段の生活とは違う「食卓」がそこにはあるはずです。

また、停電が長引けば「保存食」でお腹を満たす必要も考えられますが、ポータブル電源があれば「ワンランク上」の食事をとる事が出来ますので、ここからは実際の停電時でも簡単に作れる食事をご紹介します。

天ぷらうどんを作る

「停電になった時の食事を想定|実際にポタ電でやってみたVol.1」でご紹介する料理は天ぷらうどんですが、ここでは概要について簡単に解説をしておきましょう。

Portable power-supply-and-toaster-oven
※オーブントースターとポータブル電源のインバータ

今回使用した材料など

 カップうどん:セブンイレブンの「きつねうどん(日清製)」

 天ぷら:白魚の天ぷら(市場で購入)

 天ぷらが無くても、オーブントースターで温めれるものなら何でもok

 オーブントースター:定格消費電力1200W 温め時300W

 ケトル:定格消費電力800W

 使用するポータブル電源:業務用1500W/最大出力3000W

お湯を沸かす

ポータブル電源でお湯を沸かす際はケトルを使用するのですが、T-fal(ティファール)のケトルだと定格消費電力が大きいため、使用できるポータブル電源も限られます。

そのため、ポータブル電源用にいつも使用しているケトルがヒロ・コーポレーション製:HKT-100になります⇩⇩⇩。

数あるケトルの中でもHKT-100は定格消費電力が800Wしか無いため、ポータブル電源用のケトルとしてはおすすめです。

ここでのポイント

 お湯を沸かすために要した時間:350ml 2分30秒

 お湯を沸かすのに要した電力:約33W

 お湯を沸かすための電気代:0.84円(関西電力料金単価で計算)

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※ヒロ・コーポレーション:HKT-100(左)

天ぷらを温める

購入したカップうどんには「油揚げ」が入っていましたが、ちょっとだけ贅沢にしたいので「白魚の天ぷら」をトッピングです。

toaster-oven
※定格消費電力1200Wのオーブントースター

ここでのポイント

 温めに要した時間:5分(うどんの完成に合わせてタイマーとしても使用)

 温めに要した電力:約25W (温め時の定格消費電力は300W)

 天ぷらを温めるための電気代:0.64円(関西電力料金単価で計算)

料理を作る際のレシピでは「カロリー」が気になるところですが、実際の停電時に使うポータブル電源で一番気になるのは「消費電力」です。

ramen-noodles
※完成した天ぷらうどん

今回、調理に掛かった時間は約7分ですが、人数が多い場合はお湯を沸かす時間がもう少し必要になりますので、場合によっては「電気ポット」を使用する方がおすすめです。

まとめ

この記事では【ポータブル電源】停電になった時の食事を想定|実際にポタ電でやってみたVol.1について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。

記事のまとめ

 ケトルでお湯を沸かせば、何処でもカップ麺は食べれます

 オーブントースターで「冷めた天ぷら」も美味しく食べれます

 ケトルとオーブントースターを使用する場合は、AC出力:1500W以上のポータブル電源がおすすめ

実際の停電時に於いては「まな板を使って食材を切ったりする」ことさえ難しい場合がありますが、「保存食では物足りない」ので、比較的簡単にできる「ポータブル電源を使った温かい食事」をご紹介しました。

今回は「日本のアマルフィ」と呼ばれる和歌山県の雑賀崎で「調理」をしましたが、ポータブル電源と調理家電があれば何処にいても温かい食事をすることが出来ます。

※日本のアマルフィ:和歌山県雑賀崎

防災対策用にポータブル電源をお持ちの方や今後購入を検討している方は、ポータブル電源と併せて色々な調理家電を使った食事を楽しんでみては如何でしょうか。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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