「BCP対策」の意味を知らない経営者や事業主もまだまだ多いようですが、BCP対策を簡単に説明すると次のようになります。
ここがポイント
BCP対策とは:企業於いて「テロ・災害・システム障害」などにより危機的状況に追い込まれた場合でも重要な業務が継続できる方策や戦略を記した計画書や対策のこと
言うまでもなく、企業にとって必要不可欠ともいえるBCP対策ですが、これからはフリーランスにも求められる時代となりつつあります。
この記事では、ポータブル電源で出来る859万人のフリーランスに求められる「BCP対策」について解説をします。
記事のポイント
フリーランスこそ重要なBCP対策
BCP対策を知らないフリーランスの方は、ぜひ最後までご覧ください。
※BCP対策がもたらす効果についてはこちら⇩⇩⇩
フリーランスの人口
2017年をピークにフリーランスの人口は「減少傾向」にあったのですが、コロナ禍を機に2021年のフリーランスの人口は一気に過去最大の1577万人となりました。
※新・フリーランス実体調査2021-2022年版より
この結果、日本の労働人口の約24%がフリーランスとなり、今後もこの人口推移が上昇し続けるのかについては注目されるところです。
但し、この1577万人の内、雇用されずに自身のスキルだけで独立した人口は859万人とされています。
フリーランス人口の増加に伴ない経済規模も拡大したのですが、そもそもフリーランスが急増した要因には次の3つが挙げられます。
フリーランスが急増した要因は?
会社に頼る必要がないプロフェッショナルフリーランスの増加
リモートワークなどにより時間に余裕が出来たために副業をはじめる人の増加
隙間時間を使って仕事をする人の増加
859万人のフリーランスに求められるBCP対策
フリーランスの増加に伴ない経済規模も拡大していることから、BCP対策は企業だけのものでは無く「個人:フリーランス」にも求められる時代へと移り変わろうとしています。
フリーランスができるBCP対策
BCPとは事業継続計画の事を言いBusiness Continuity Planの頭文字を取ったものです。
一般的に事業継続計画を策定(BCP対策)する際に、上図のように「目標復旧期間」や「中核事業の早期復旧」についての具体的な対策を計画書にまとめます。
その上で、必要な設備を導入することとなりますがフリーランスがBCP対策を策定する上で重要なのは次のポイントです。
ここでのポイント
フリーランスの場合は代替人員が居ない
代替人員が居ないため契約不履行でペナルティを科せられる
BCP対策を進める
フリーランスがBCP対策を進めるには次のポイントが重要です。
ここでのポイント
家族や自分の身を守る事を最優先に考える
災害時でも事業を継続させるために必要なものをリスト化
必要なものを購入(UPS:無停電電源装置・ポータブル電源)
※BCP対策に必要なポータブル電源(UPS:無停電電源装置)に関する記事はこちら⇩⇩⇩
UPS:無停電電源装置は必須
停電はいつ起こるか分からないため、パソコン内のデータを守るにはUPS:無停電電源装置は必須になります。
またUPSはパソコンに限らず医療現場(人工呼吸器等)などでも幅広く利用されるのですが、フリーランスの場合は主にパソコン用としての準備が必要です。
市町村によって「BCP対策の熱量」がバラバラ
BCP対策を策定するにあたり、専門家の指導や設備(ポータブル電源:UPS)の購入が必須となるのですが、多額の助成金を受けれる市町村もあれば1円も出ないところも多数あります。
このようにBCP対策については市町村ごとに熱量が違うこともあり、中小企業や個人事業主の方に於いては「BCP対策が進まない・進んでいない」のも頷けます。
まとめ
この記事では【ポータブル電源】1577万人のフリーランスに求められる「BCP対策」について解説をしましたが、最後にポイントだけ整理しておきます。
記事のまとめ
BCP対策は災害などで危機的状況に追い込まれても「重要な業務」は継続できるようにするための対策
フリーランスの人口がコロナ禍をきっかけに急増 ⇨ 859万人
フリーランスが行うBCP対策で最も重要なのは「自分と家族の安全」を考えること
BCP対策をすすめる3つのポイント
① 身を守る方法を考える
② 事業継続に必要なものをリスト化
③ UPS(無停電電源装置・ポータブル電源の導入)
BCP対策の補助金・助成金は全国一律ではない
最後までご覧頂きありがとうございました。
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