ポータブル電源の購入をしたことが無い「初心者」からすれば、何を一番最初に決めれば良いのか?何を考えれば良いか?が分かりません。
そのため、何となくグーグルで調べてみたりYouTubeで検索したりする事も多いようですが、実はそこにも「答えは無い」のが現状です。
そこでこの記事では、【ポータブル電源・購入】初心者が失敗する「予算の考え方」・失敗しない「予算の決め方」について、ポータブル電源の専門店が解説をします。
ポータブル電源の購入をこれから考えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ポータブル電源・購入が初めての初心者が一番最初にすること
ポータブル電源の購入が初めての初心者の方が、一番最初にすることは「目的を決める」事です。
ここでのポイント
ここがポータブル電源選びに於いて「最も重要な事」です。
この目的が決まらなければ「何を購入すれば良いのか?」は誰にも分かりません。
ここがポイント
ポータブル電源選びは「目的」を真っ先に考える
予算を先に決めると失敗する
目的が決まれば、次に「ポータブル電源の購入予算」を決めます。
ポータブル電源の購入を考えはじめた方が情報収集をする中で、最初の頃に気付くのは「価格の幅」についてです。
価格の幅とは「安いものから高いものまで」と言った意味ですが、ポータブル電源の商品ページを見ると「数字がいっぱい並んでいる」こともあり、読むのが面倒だと感じる人も多い筈です。
そのため、上図のような仕様書を読む事もなく「先ずは予算(購入予算)」を先に決める方が多いのです。
しかし、ここでお伝えしたい事は「予算内で購入できるポータブル電源=思い通りの使い方が出来る」とは限らないのです。
「予算ありき」で購入すると失敗する
例えば「車」を例に考えると分かり易いのですが、車の場合は新車であっても中古車の場合でも、性能や快適さを除けば「目的地へ到着」することが出来ます。
そのため、車を購入する際は「予算」を決めている方も多いと思うのですが、ポータブル電源を購入する場合に於いては「予算ありき」で購入すると失敗する事が多いのです。
なぜ?失敗するのか
例えば、停電対策用に購入するポータブル電源の「予算を5万円」とした場合を考えてみましょう。
ここがポイント
予算5万円で購入する場合の目安:ポータブル電源の容量(蓄電容量)は400Wh前後が一般的
では、ポータブル電源の容量:400Whで使える家電の一例を確認してみますが・・
使える家電は・・
携帯電話の充電(スマートフォンの充電だけであれば20回程度)
液晶TV(40型)を3.5時間程度みる事が出来る
LEDの照明が数時間使える
凡そ使用出来るのは、このように「消費電力の比較的少ない家電」となります。
ところが、停電の際に使いたい家電ともなると・・
停電の際に使いたい家電・・
電気ポット・・・殆どの電気ポットは使えません
冷蔵庫・・・小型の冷蔵庫は「使えるかも」知れません
電子レンジ・・・使えません
エアコン・・・使えません
このような電化製品を「使いたい!」と言われるケースが多いのですが、容量が400Wh程度では使用する事は難しいでしょう。
停電対策が目的で購入したポータブル電源のはずが、これらの家電が使用出来ない事を知るのは「購入した後」だと言う方も珍しくありません。
「車の購入」とは違い、ポータブル電源の場合は「予算ありき」で購入すると「目的が達成できない(目的地へ到着できない)」事が多いので気を付ける必要があります。
注意が必要
ポータブル電源の購入は「予算を先に決める」と必ず失敗する
ポータブル電源を購入する際の「予算」の決め方
そのため、先に「ポータブル電源の購入予算」を決めるのでは無く順序としては⇩⇩⇩
step
1停電時に「使用したい家電」を決める
step
2その「家電を何時間使用したいか?」を考える
step
3その「使用時間に見合った容量」のポータブル電源を探す
step
4その時点で「自分に必要なポータブル電源の相場」を知る
step
5その上で「予算を決める」
step
6購入方法を検討する
①:現金・クレジットカードで購入する
②:ローンで購入する
③:予算を下げて検討し直す
このような順序で「予算」を決めれば、購入する際に失敗することもありません。
※家電の使用時間に関する記事はこちらをご覧ください⇩⇩⇩
まとめ
ポータブル電源の購入に関しては「難しい」と考えている方も多いようですが「失敗しない」ためにも、購入時にはメーカーや専門店にご相談される事がおすすめです。
記事のまとめ
予算を先に決めると「ポータブル電源選びは失敗」する
ポータブル電源の価格は「使用出来る家電の種類」に比例する
安価なポータブル電源=使える家電は制限される
高額なポータブル電源=日常生活に必要な家電の殆んどが使用できる
停電時に「使用したい家電」を真っ先に考える
その上で「必要な容量のポータブル電源」を探して「相場」を知る
購入方法を相談・検討する
最後までご覧頂きありがとうございました。
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