【ポータブル電源】キャンプやアウトドア|扇風機で出来る熱中症対策

2022年4月9日

寒い冬が過ぎるとキャンプやクラブ活動など屋外で活動する機会が増えますが、気温の上昇に伴い、屋内外を問わず「熱中症対策」をしっかりすることが重要です。

この記事では、屋外で活動する際の【ポータブル電源】キャンプやアウトドア|扇風機で出来る熱中症対策をご紹介しますが、次のポイントについて初心者にも分かり易く解説をします。

記事のポイント

 扇風機が使用できる時間の計算方法:シミュレーター

 ポータブル電源に必要な容量

アウトドアやキャンプに使用するポータブル電源の購入を検討されている方は是非ご覧ください。

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扇風機が使用できる時間を計算

扇風機やその他の家電には必ず「定格消費電力(W:ワット)」が表示されていますが、ポータブル電源にもそれぞれ蓄電容量(Wh:ワットアワー)が決まっています。

例えば、蓄電容量500Whのポータブル電源で定格消費電力500Wの家電を使用する場合は1時間の使用が可能だと分ります。

計算方法の例

500Wh ÷ 500W = 1時間 このような計算方法です

※下のシミュレーターで簡単に計算が出来ます。

下記の扇風機の場合は定格消費電力が39Wとなるため、500Whのポータブル電源で使用出来る時間は12.8時間となります。

プロイル扇風機のおすすめポイントを簡単にご紹介

  • 風量の3段階調整が可能+ラウンドムーブ送風
  • 三脚が「折りたたみ式」なのでコンパクト
  • 重量2.4kgで持ち運びも簡単

 

工業用扇風機のため屋外でも気兼ねなく使用することが出来るので、キャンプやクラブ活動におすすめです。

ポータブル電源に必要な容量を計算

今度はポータブル電源に必要な容量を考えてみます。

先程の例では「蓄電容量から定格消費電力39Wの扇風機が何時間使えるのか?」についての計算でしたが、今度は逆に「定格消費電力39Wの扇風機を○○時間使いたい場合」の計算方法についてみていきます。

例えば、定格消費電力:39Wの扇風機を5時間使いたい場合の計算は39W×5時間=195Whとなるのでポータブル電源に必要な蓄電容量はそれ以上になります。

ところが、ご紹介したいずれの計算方法も「間違いでは無い」のですが、より詳細な計算が必要な場合は、更に次の3つの情報が必要になります。

ここでのポイント

 扇風機(他の家電も同じ)の起動電力

 ポータブル電源の瞬間最大出力

    〃   の変換効率

何れも、ご紹介した計算よりも精度の高い計算をしたい場合に必要な情報となりますので、ご興味のある方はこちら⇩⇩⇩でご確認ください。

合わせて読みたい

起動電力・瞬間最大出力・変換効率の3つを知ることで、精度の高い計算が出来るだけではなく「ポータブル電源を購入する際の失敗を防ぐ」ことが出来るので、購入前には必ず確認することがおすすめです。

ポータブル電源と扇風機で熱中症対策

ポータブル電源の蓄電容量や扇風機が使える時間の計算方法が分かれば、後はアウトドアやキャンプで実際に使うだけです。

また、クラブ活動(サッカー・テニス・野球)や屋外イベントの際にも、選手の休憩時や参観者の熱中症対策にもなるので「移動型蓄電池・ポータブル電源と扇風機の組み合わせ」は特におすすめです。

注意が必要

気温が35度を超える場所での扇風機使用は「熱中症予防にはならない」とWHO(世界保健機構)が注意を促しているのでご注意ください。

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まとめ

【ポータブル電源】キャンプやアウトドア|扇風機で出来る熱中症対策について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。

記事のまとめ

 ポータブル電源の蓄電容量と電化製品の定格諸費電力から「家電を使用できる時間」を計算する事ができる

 使用する電化製品から「ポータブル電源に必要な容量」を計算する事ができる

 扇風機を使った熱中症対策は要注意!

ポータブル電源と扇風機を屋外で使用する場合、扇風機の定格消費電力は比較的少ないことからも「お互いの相性が良い」と言えます。

また、防災用にポータブル電源と合わせて扇風機を準備しておけば「夏場の停電対策」にもなりますので、防災グッズにも扇風機は欠かせません。

最後に、年々、ポータブル電源の需要は増えていますが、「必要な容量が分からない方」が多いため購入後のトラブルも増えています。

ポータブル電源を購入する際は、今回ご紹介した計算方法以外にも検討が必要な項目があるので、「大容量の言葉」や「価格」に惑わされず本当に必要なもの(ポータブル電源)を購入するようにしてください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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    ※クラブ活動でポータブル電源を使った事例はこちら⇩⇩⇩

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