【ポータブル電源】日本製と海外製|国内メーカーと海外メーカー|おすすめは?

2022年6月21日

ポータブル電源の購入について「日本製と海外製」のどちらを購入するか?

或いは「国内メーカーと海外メーカー」のどちらがおすすめ?のような投稿(レビュー)やブログを目にする機会が増えました。

しかし、ポータブル電源選びに於いて「日本製と海外製」「国内メーカーと海外メーカー」を議論する事にどれだけの意味があるのでしょう?

そこでこの記事では、ポータブル電源選びで気になる?日本製と海外製・国内メーカーと海外メーカーについてポータブル電源専門店が解説をします。

記事のポイント

 日本製と海外製のポータブル電源

 国内メーカーと海外メーカー

 カスタマーサポートが重要

ポータブル電源選びで日本製(国産)にしようか?迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。

日本製と海外製

ポータブル電源を選ぶ際に「日本製と海外製」を比較したいと考える方も少なくないようですが、結論から言うと、個人で使用するポータブル電源の場合は気にする必要はありません。

その理由は、現在国内で販売されているポータブル電源の多くは「中国」で生産されており、国内産のポータブル電源は殆ど無いからです。

また、日本製のポータブル電源は価格も高額なため、キャンプやアウトドアで使用するような「気軽さ」もありません。

しかし、それでも「日本製のポータブル電源」にこだわりたい!と思うのであれば、ニチコンやエリーパワーがおすすめです。

※ニチコンとエリーパワーに関する記事はこちら⇩⇩⇩

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中国製のポータブル電源

ここからは中国製のポータブル電源・中国のポータブル電源メーカーを幾つかご紹介します。

EcoFlow・エコフロー

ポータブル電源の購入を検討する際に「必ず目にするポータブル電源メーカー」一つがEcoFlow・エコフロー。

EcoFlow-logo

EcoFlowは中国の深圳市にあるポータブル電源メーカーですが、2017年に設立された比較的新しい会社です。

元々、ドローン大手:DJI(DJ-Innovations)に勤務していた3人の社員が独立し、企業当時から主力商品をポータブル電源とした中国のメーカーになります。

Jackery・ジャクリ

エコフローと同じくポータブル電源業界でメジャーな企業と言えばJackery・ジャクリですが、こちらはアメリカ:カリフォルニア州に本社を持つ「米国企業」です。

Jackery-logo

しかし、ジャクリのポータブル電源もエコフローと同じ中国:深圳市で製造されているため、ポータブル電源そのものは「中国製」です。

※世界最大手の車載電池メーカーに関する記事はこちら⇩⇩⇩

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ご紹介したメーカー以外にも多くのポータブル電源は中国で製造されているのですが、日常生活で使用しているスマートフォンも中国製であることから「中国製のバッテリー技術」は世界トップクラスだと言っても過言ではありません。

国内メーカーと海外メーカー

ポータブル電源の多くが中国で製造されている事について解説しましたが、そのポータブル電源が「国内メーカなのか?海外メーカーなのか?」で悩む方もいます。

この選び方については個人の価値観があるので賛成も否定もしませんが、国内or海外について誤った情報が多いので、その点についてここからは解説をします。

ポータブル電源メーカーは「日本法人か日本に居住する個人」?

ポータブル電源の「安全性」を訴求する目的でPSEマークを話題にする事がありますが、厳密に言うと「ポータブル電源にはPSE法の届出義務」はありません。

PSE-logo
※PSEマーク

PSEの届出が必要なのは「充電する際のアダプター」です。

※PSE法に関する記事はこちら⇩⇩⇩

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このPSEの届出に関しては経済産業省が窓口となるのですが、届出が出来るのは日本法人か日本に居住する個人と定められています。

要するに、海外製のポータブル電源を日本で販売するには「日本法人の設立」「責任者が日本に居住」が義務付けられているので、そもそも国内メーカーと海外メーカーを検討する際に「国内に会社があるから安心」だと決めつけるのは正しいとは言えません。

重要なのは「カスタマーサポート」

ポータブル電源を選ぶ際に、日本製と海外製・国内メーカーと海外メーカーを比べたくなる気持ちは分かりますが、最も重要なことは「カスタマーサポート」です。

ポータブル電源は比較的寿命が長いこともあり5年~10年程度使用することが想定されるため、購入後のトラブルや相談などに対応してくれる「カスタマーサポート」の善し悪しで購入者の満足度は違います。

そのため、ポータブル電源を購入した後のトラブルの中には「カスタマーサポートの対応が悪い」などの投稿(レビュー)も珍しくありません。

※カスタマーサポートに関する記事はこちら⇩⇩⇩

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恐らく多くの方は「安心・信頼」を「日本製・国内メーカー」と置き換えているかも知れませんが、ポータブル電源に於いてそのような選び方はおすすめ出来ません。

信頼できるポータブル電源メーカーは?

では、信頼できるポータブル電源メーカーは?となるのですが、これについては「主観」になるため紹介する事はできませんが「購入後のクレームが多い」ポータブル電源メーカーはいくつか存在します。

しかし、このクレームの内容についても「メーカー側が100%悪い」訳では無く、使用環境(温度・湿気など)によるトラブルも含まれるため、ポータブル電源メーカーを選ぶ際は専門店やプロの方に聞いてみるのもおすすめです。

まとめ

この記事では【ポータブル電源】日本製と海外製|国内メーカーと海外メーカー|おすすめは?について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。

記事のまとめ

 ポータブル電源の「日本製」は殆ど存在しない

 中国のバッテリーは世界中で使用されている

 日本製のポータブル電源は「業務用」

 海外メーカーは必ず「日本法人(個人の場合は日本に居住する必要)」の設置義務があるため、国内に会社があるから安心と判断するものでは無い

 ポータブル電源の善し悪しは「カスタマーサポートの対応」で判断することも必要

最後までご覧頂きありがとうございました。

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    ・法人・個人事業主向けポータブル電源専門店
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    ・屋外イベント向け大容量ポータブル電源各種
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    ・EV充放電機
    ★専門分野
    ・ポータブル電源
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    ・車載バッテリー
    ・建築(戸建・収益・医院建築)
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    ・第二種電気工事士

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