ポータブル電源の種類が年々増えている一方で、購入する側からすると「種類が多すぎる」と、悩まれるケースも多いようです。
ECサイトやSNSを観れば、優れたポータブル電源の情報は直ぐに手に入るのですが、購入者(お客様)が本当に知りたい情報は「そのポータブル電源を購入しても大丈夫か?」を知りたいのです。
この記事では、ポータブル電源の購入前に必ずチェックをしたい一つ「事故情報」の確認方法について解説をします。
記事のポイント
nite(ナイト):独立行政法人・製品評価技術基盤機構の紹介
日用品などの事故情報の調べ方
買ってはいけないポータブル電源
この記事を読むことで、ポータブル電源は勿論ですが他の家電製品や日用品についての事故情報も知る事が出来ますので、ご興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
事故情報の確認方法
早速本題に入りますが、nite(ナイト):独立行政法人 製品評価技術基盤機構(以下:ナイト)をご存知でしょうか。
昭和3年に商工省(現在の経済産業省)に設置された輸出絹織物検査所の事で、平成13年に経済産業省管轄の独立行政法人として国民生活の安全を支えてきた機関のことです。
そのナイトが、平成8年度(1996年度)から収集した事故情報に関するデータを誰でも閲覧することが出来るのです(無料)。
事故情報を検索
ここからは「事故情報の閲覧方法」について解説をします。
上のリンクを開いて頂くとこのような画面(リンク上部画像)が表示されます。
そこへ調べたいキーワード(赤アンダーライン欄)を入力し「検索する」をするだけで、色々な情報を閲覧する事ができます。
※興味のある方は色々調べてみてください。
「ポータブル電源」を検索
1のキーワード欄へ「ポータブル電源」と入力すると、14件の事故情報の一覧が表示されます(2022年5月1日現在の情報)。
それぞれの項目をクリックすることでより詳細情報が表示されるのですが、ここからは一つだけ気になる事故情報について解説をします。
買ってはいけないポータブル電源
検索結果の14件すべてが「ポータブル電源の発火・出火」に関する事故情報ですが、その中でも数件の事故に於いて報告が上がっているポータブル電源が「PS5B」です。
※PS5Bの後継機はこちら⇩⇩⇩
このポータブル電源に関しては、過去にACアダプターがリコール対象となっていた事もあり、発火や出火の原因はそれによるものと推測ができます。
今は「リコール対策済み」のため問題は無いのですが、ナイトの事故情報ではこのような事を知る事が出来るのでポータブル電源以外でも役に立ちます。
一つだ注意して欲しいこと
PS5Bについてはリコール対策済みですが、注意が必要なのは「オークションサイトでの購入」です。
※オークションサイトサイトで起こるポータブル電源のトラブルはこちら⇩⇩⇩
「リコール前のPS5B」が販売されている事も考えられるため、新品・ほぼ未使用だったとしてもオークションサイトでの購入は控えた方が賢明です。
それでもPS5Bをオークションサイトで購入したい方が居る場合は、販売者に「リコール対応」を確認(対象か否か・リコール対応が済んでいるか否か)した上で購入してください。
まとめ
【ポータブル電源】専門店が解説|購入前に知っておきたい事故情報の調べ方についてナイトをご紹介しましたが、最後にポイントを整理しておきます。
記事のまとめ
事故情報の確認はポータブル電源に限らず「nite(ナイト):独立行政法人」で調べる
nite(ナイト)の検索サイトで「ポータブル電源」と調べれば、過去の事故情報が閲覧できる
リコールの対象になっている(なっていた)機種を購入する際は要注意
ポータブル電源に限らず、日常生活に於いて「ちょっと不安だなぁ」と感じるものがある場合も一度「nite(ナイト)」でお調べください。
「紙コップ」と検索しても事故情報が表示されますので興味のある方にはおすすめです。
最後に、ポータブル電源の事故(主に発火・出火)はここ最近も発生していますが、正しく使用(保管)すればこのような事故にあう事は殆どありませんが、「ポータブル電源の個人売買」はリスクが高い(保証・保管状態が確認出来ないなど)ため、メーカーの通販サイトか、ポータブル電源専門店で購入することがおすすめです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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