ポータブル電源に搭載されるバッテリーにはそれぞれ「蓄電容量」があります。
例えば同じ電化製品でも、容量の大きな(大容量)ポータブル電源と容量の小さなポータブル電源では使用できる時間が異なります。
※ポータブル電源で「家電が使用できる時間を計算したい」方はこちら⇩⇩⇩
これは、ポータブル電源を使用している方なら分かるのですが、使用する家電によっては「ポータブル電源の電池の減り方」は大きく異なります。
✽例えば・・蓄電容量100Whのポータブル電源の場合
ここでのポイント
「定格消費電力10W」の家電であれば10時間使用する事が出来ます
「定格消費電力100W」の家電だと1時間しか使用できません
このように家電の定格消費電力次第で「使用できる時間が異なる」ことは、ポータブル電源を使った事のある方なら誰でも気づく(知っている)はずです。
そこでこの記事では、ポータブル電源の専門店が解説する「ポタ電がもたらす節電効果とは?」について解説をします。
ポータブル電源で「節電」を考えた事のある方や興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!
ポータブル電源で節電
一般的に「深夜電力(ナイトタイム・午後11:00-午前7:00 関西電力の場合)」は電気料金がお得だからポータブル電源を深夜に充電してその電気を日中使用すればお得では?と考える方もいますが、計算上は「お得」だと言えます。
しかし、そのような使い方が毎日できるのか?となると現実的ではありません。
※このような使い方をしたい場合は、建物に搭載する「ソーラーパネル+家庭用蓄電池」で行うのが一般的です
また、ポータブル電源によっては「変換効率」がそれぞれ違うため、充電した電力の数パーセントは失われます。
※ポータブル電源の変換効率に関する記事はこちら⇩⇩⇩
ここからはポータブル電源を使って節電する事は出来るのか?について解説をします。
消費電力の感覚が分かる?
冒頭に解説したように、使用する家電によってはポータブル電源の電池の減り方は大きく異なります。
そのため、普段からポータブル電源を使用している方であればどの家電が消費電力が大きいのか?についての「感覚」が自然と身に付きます。
例えば・・
スマホの充電程度なら定格消費電力は小さい
ドライヤーは定格消費電力が大きい
など、このように「消費電力の感覚」が分かるようになるのです。
その結果、節電効果がある「家電」がどれなのか?が自然と分かるため、これをポタ電がもたらす節電効果と呼んでいます。
節電効果の例
家庭のコンセントから流れる電気は、電気料金さえ支払えばいくらでも使用する事が出来る反面、ポータブル電源の場合は「使用できる電気の量に上限」があります。
そのため、普段からポータブル電源を使用している方であれば節電効果の高い家電が分かるのですが、馴染の無い方であれば「全てが同じような感覚」かも知れません。
ここでのポイント
定格消費電力10WのLED照明を1時間消灯・・10Whの節電効果
定格消費電力1200Wのドライヤーの使用時間を2分短縮・・40Whの節電効果(1200W÷60分)×2分=40Wh
このように定格消費電力の小さな照明を1時間消灯するよりも、ドライヤーなどの使用時間を少しでも短縮するだけで「高い節電効果」を得られます。
まとめ
節電に興味のある方はポータブル電源を使用した間接的な節電効果得てみては如何でしょうか?
記事のまとめ
ポータブル電源の「蓄電容量」によって家電が使用できる時間が異なる
ポータブル電源で深夜電力を使った「節電」は現実的ではない
ポータブル電源を使っていると「消費電力」の感覚がわかる
消費電力の小さな「家電」を長時間節電するよりも、ドライヤーなどの使用時間を「少し短く」するだけでも節電効果が高い
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