冬が終わると歩道や空き地などでは除草作業を目にする機会が増えます。
普段から利用する「道路の脇に生い茂る雑草」が無くなるだけで気持ちがスッキリしますが、そんな除草作業に於いて欠かせないのが苦情・クレーム対策になります。
除草作業を生業にされている方や、町内会や自治会などの除草作業をした事がある方なら経験があると思いますが、苦情・クレームの殆んどが「草刈り機(刈払機)の騒音」によるものです。
除草作業をされる方も、作業は午後から始めたり土日の作業は避けたりするなどの苦情・クレーム対策を考えてはいますが、近隣住人や事業所(病院など)からの苦情・クレームは後を絶ちません。
そのような苦情・クレームの多い除草作業に於けるおすすめの対策が「ポータブル電源と電動草刈り機(刈払機)」を使った除草作業になります。
この記事では、除草作業の「騒音」と電動草刈り機(刈払機)におすすめポータブル電源2選について解説をします。
記事のポイント
エンジン式草刈り機の騒音
電動式草刈り機のメリット
屋外作業におすすめのポータブル電源「2選」
除草作業の苦情・クレーム対策に頭を抱えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
エンジン式草刈り機の騒音
除草作業で一番多く使用されるのはエンジン式草刈り機ですが、苦情・クレームの原因がこの「エンジンによる騒音」です。
※2021年9月に横浜市にある団地の共用部分の除草作業中に、騒音トラブルが発生し「作業中の男性」が複数回殴られた後に死亡する事故が発生しています。
エンジン式草刈り機の騒音は80~90(㏈:デシベル)と言われており、都心部の交差点や空港付近の飛行機のエンジン音の騒音レベルに達します。
そのような「騒音」が何時間にも渡り鳴り響けば、苦情やクレームが発生するのも止むを得ません。
低騒音の草刈り機
苦情・クレームの殆んどが「騒音」に原因があるため、その対策としては「低騒音の草刈り機(刈払機)」を使用する除草作業が一般的です。
低騒音の草刈り機の代表格と言えば「充電式草刈り機(刈払機)」になりますが、充電式の場合は「充電切れによる作業の中断」や「パワー不足」が懸念されます。
そのため、広大な場所での除草作業ともなれば、充電式草刈り機(刈払機)では歯が立たず何度も充電を繰り返す必要があるため現実的とは言えません。
注意が必要
充電式草刈り機・・・連続運転可能時間が1時間~1.5時間(仕様)の場合でも、実際の除草作業になれば「草刈り機(刈払機)に負荷が掛かる」ため、運転可能時間は40分~1時間にまで減る事があります。
充電式草刈り機(刈払機)の「低騒音」は魅力的ですが、余計な手間が増える(充電作業)ため広大な場所での除草作業には不向きと言えます。
※高圧洗浄機を使った除草作業はこちら⇩⇩⇩
両方のデメリットをカバーしてくれる「電動式草刈り機(刈払機)」
ここでは、エンジン式と充電式の両方のデメリットをカバーしてくれる「電動式草刈り機(刈払機)」について簡単に解説をします。
京セラ(Kyocera) 旧リョービ製:草刈り機(刈払機)AK-3000
本体重量 2.5㎏ ⇨ エンジン式の半分程度の重さ
騒音レベル ⇨ エンジン式と比べ約20%の軽減
定格消費電力 ⇨ 320(W)※機種により異なります
電動式草刈り機(刈払機)にもいくつか種類がありますが、主なメリットとしては「軽さ」と「低騒音」があげられます。
しかし、電動式草刈り機(刈払機)の場合は電源設備が必要になるため、電気の無い場所では使用することが出来ません。
ポータブル電源を使った除草作業
そこで、電動式草刈り機(刈払機)のデメリットを補ってくれるのが「ポータブル電源を使った除草作業」になるのです。
ポータブル電源を使う事で、除草作業の「騒音による」苦情・クレーム対策が可能となり、充電式草刈り機(刈払機)の充電切れやパワー不足も解消することが出来ます。
ここからは、先ほどの京セラ(Kyocera) 旧リョービ製:草刈り機(刈払機)AK-3000(以下:AK-3000)の定格消費電力を参考に、除草作業におすすめポータブル電源2選について解説をします。
除草作業におすすめポータブル電源:MU2000WE(東西商事製)
まず1つ目のポータブル電源がMU2000WE:東西商事製になります。
MU2000WEがおすすめの理由
AC出力が2,000W ⇨ AK-3000(定格消費電力:320W)が約6時間連続で使用可能
吸音性の高い車輪を搭載 ⇨ 女性でも移動が簡単
リン酸鉄リチウムイオン電池搭載 ⇨ 安全性がトップクラス
ソーラーパネル充電に対応
MU2000WEは現場作業向けポータブル電源の中では人気が高く、使用頻度の高い現場では内部バッテリーのみを交換する事が出来るのも魅力です。
除草作業におすすめポータブル電源:プロユース蓄電池 NE-BAT3100-Y
次にご紹介するのがプロユース蓄電池 NE-BAT3100-Y:新潟電子工業製になります。
✽※プロユース蓄電池 NE-BAT3100-Y:新潟電子工業製がおすすめの理由は次の通りです。
ここでのポイント
AC出力が2,100W ⇨ AK-3000(定格消費電力:320W)が約6.5時間連続で使用可能
防水規格を取得 ⇨ IPX3を取得
寿命(充電サイクル) ⇨ 5,000回充電が可能 毎日使用しても13年以上
プロユース蓄電池 NE-BAT3100-Yの最大の特徴は「防水規格を取得している」事ですが、急な天候の悪化による雨に見舞われた場合でも慌てる必要が無いので、広大な敷地での除草作業におすすめの一台です。
ご紹介した2機種以外にもポータブル電源には多くの種類がありますが、電動式草刈り機(刈払機)を使用する場合はこの2機種が特におすすめです。
※プロユース蓄電池 NE-BAT3100-Y:新潟電子工業製の詳しい解説はこちら⇩⇩⇩
まとめ
この記事では除草作業時の苦情・クレーム対策におすすめの電動草刈り機(刈払機)とおすすめポータブル電源2選について解説をしましたが、最後にポイントを整理しておきます。
記事のまとめ
エンジン式草刈り機の騒音レベルは「空港付近」と同じレベル
低騒音の草刈り機は「パワー不足」が問題
草刈り機の騒音を解決するなら「電動式草刈り機とポータブル電源」がおすすめ
屋外の現場作業におすすめのポータブル電源は次の2機種がおすすめ(下リンク)
「除草」については草を刈っても刈らなくても苦情・クレームになるため、従事する方の苦労は絶えません。
また、ご紹介した電動式草刈り機(刈払機)を使用した場合でも、モーター音や草を刈る音まで無くす事はできませんが、エンジン式と比べれば苦情・クレーム対策には効果的です。
最後に、除草作業中の苦情やクレームは珍しい事ではありませんが、作業をする方の心情も察した上で、非常識な時間帯の除草作業で無い限りは「苦情やクレーム」はなるべく差し控えて頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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